2017年9月11日、三鷹天命反転住宅にて第3回の東西学術研究所身体論研究班 研究会が開催されました。
今回は荒川修作+マドリン・ギンズのアーカイブ構築を進めるに当たり、国内でアーカイブの第一線でご活躍されている横山太郎氏(跡見女子学園大学)、上崎千氏(芸術学/元慶応大学アートセンター所員)をお招きして、横山氏からは「観世家のアーカイブ形成と室町期能楽の新研究」について、上崎氏からは現代美術中心のアーカイブ形成および研究についてご講演いただきました。
また、荒川+ギンズ東京事務所でもニューヨークと並行してアーカイブ作業が進められており、本間桃世 委嘱研究員(荒川+ギンズ東京事務所代表)と瀬野はるか氏(荒川+ギンズ東京事務所)より同事務所のアーカイブの現状についても発表いただきました。
哲学、科学、芸術、建築など分野を横断する活動を行ってきた荒川+ギンズの場合、見る立場によって様々なアーカイブの形が考えられます。今回の研究会の中でも、過去・現在・未来の研究者、アーキビスト、学芸員などこれからアーカイブに携わる方々にとって最善な形とはなにか、未来のアーカイブの設計・方法・活用と広く議論が交されました。
ご参加くださった皆様誠にありがとうございました。
三村尚彦(関
本間桃世・瀬野はるか(荒川修作+マドリン
横山太郎氏(跡見学園女子大学)
上崎千氏(芸術学/元慶応大学アートセンター所員)