2017年7月29日、東西学術研究所第9回研究例会を開催いたしました。身体論研究班としては今年度初の実施となります。
まず研究報告として、三村尚彦主幹より今年5月下旬行われたNY出張の報告と研究班としてのプロジェクトの現状についてお伝えいただきました。続いて、稲垣諭委託研究員による研究発表「二重の自己ー個体と変容」では、オートポイエシスに関してリハビリテーションの臨床実践を含む豊富な事例ご発表いただきました。
後半は、システムアーティストの安斎利洋先生に「セルオートマトン内部の眺望」というタイトルで、実際に遺伝的アルゴリズムを用いたプログラムによる実演を交えてご講演いただきました。荒川+ギンズプロジェクトの基本原理へと迫る議論が展開されました。
たくさんの方にご参加していただき、ありがとうございました。
東西学術研究所 第9回研究例会 身体論研究班
2017年7月29日(土)13:30~17:30
関西大学千里山キャンパス以文館4階セミナースペース
三村尚彦(主幹)
研究報告「荒川+ギンズ遺稿データベース構築に向けて」(NY出張報告)
稲垣諭(委嘱研究員)
研究発表 「二重の自己-個体と変容」
安斎利洋氏(システムアーティスト)
講演「セルオートマトン内部の眺望」