MOMAT コレクション「特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」

2015-09-19〜2015-12-13
東京国立近代美術館

出品作品: 《伸張性の迷宮》1962

MOMATコレクションへようこそ!今期は4-3階、2室から10室の前半部分までを使い、「特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」を行います。初期から晩年まで、当館所蔵の藤田作品25点と京都国立近代美術館からの特別出品1点、計26点をお楽しみください。藤田旧蔵の書籍もたっぷり展示します。

4階1室「ハイライト」コーナーでは、いつもの通り名品をご紹介。村上華岳《日高河清姫図》(重要文化財、10月25日まで展示)や速水御舟の名品《京の家・奈良の家》、加山又造の代表作《春秋波濤》などが登場です。

3階10室の後半部分は、靉光と山下菊二、二人の洋画家を特集。加えて、なんと東山魁夷の代表作《道》《残照》《秋翳》が一堂に並びます。

また、ふだん現代美術を展示する2階12室は、4-3階が藤田特集のため趣向を変え、「60年間ぶらり旅」と題して、1940年代から2000年代までの美術の流れを一気にたどります。

ギャラリー4では、フランスの哲学者、メルロ=ポンティを案内人に1960-70年代の美術の隠れたテーマを探る「コレクションを中心とした小企画 てぶくろ|ろくぶて」も開催中。美術の秋、充実の一日を過ごすなら断然MOMATです。(美術館ホームページより)