練馬区立美術館の開館30周年を記念して、4回に渡って当館のコレクション展を開催します。
第3回は1970~80年代に焦点を当てます。戦後成長し続けてきた日本経済は73年のオイルショックにより低迷し、それまで人々の共通認識としてあった発展の夢は徐々に解体されていきます。またファーストフード店の登場や小型家電の普及など、個人で楽しむ消費活動が増えていく時代でもありました。そしてバブル景気による過剰な空気の中、80年代は幕を閉じます。こうした時代を、牧野邦夫の作品を中心に、荒川修作、小作青史、川俣正、高松次郎、寺田真由美、中西夏之、山内秀臣らの作品から眺めます。(美術館ホームページより)
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