国際的美術家荒川修作(1936-2010)は長年にわたり早稲田大学を訪れ、講演や討論等を通じて学生や教職員に大きな感銘を与えました。 ニューヨークで図式絵画や『意味のメカニズム』により世界的注目を浴びた荒川は、その後伴侶のM・ギンズとともに「建築的身体」を提案して新たな環境芸術 を指向し、「養老天命反転地」、「三鷹天命反転住宅」の建設を実現するに至ります。 本展では没後も多様な領域で影響力を発信し続ける知の巨人、荒川修作の軌跡をたどります。
(早稲田大学會津八一記念博物館ホームページより)
関連イベント情報
荒川修作+M・ギンズ記念シンポジウム「ネオダダから天命反転、その先へ」
「荒川修作の軌跡―天命反転、その先へ」展の開催を記念して、下記シンポジウムが開催されます。早稲田大学會津八一記念博物館館長・同大学法学部教授であ り、また、『荒川修作の軌跡と奇跡』の著者でもあられる塚原史氏をモデレーターに、建畠晢氏、古谷誠章氏、本間桃世が登壇、会場とのフリートークも交えた 早稲田大学ならではのシンポジウム、展覧会と共にぜひお越しください。
日 時:5月19日(月)17時開場・17時30分開演(20時30分終了予定)
会 場:早稲田大学小野記念講堂
講 師:
建畠晢(京都市立芸術大学学長、埼玉県立近代美術館館長)
古谷誠章(早稲田大学理工学術院教授、建築家)
本間桃世(荒川修作+マドリン・ギンズ 東京事務所代表)
塚原史(モデレーター、当館館長・早稲田大学法学学術院教授)
参加費/定員:無料 / どなたでも事前予約なくご参加いただけます。
メディア情報
2014年5月30日 読売新聞「荒川修作さんの絵画と建築紹介」
2014年6月4日 朝日新聞(夕刊)「荒川修作の「矛盾」語る – 展覧会とシンポ」
2014年6月7日 日本経済新聞「前衛芸術家・荒川修作さんを振り返る展覧会」