荒川修作+マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》 全作品127点一挙公開 少し遠くへ行ってみよう

2023-04-22〜2023-10-31
セゾン現代美術館

出品作品: 荒川修作+マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》(1963年頃ー88年)全作品127点

セゾン現代美術館では4月22日より13年ぶりに荒川修作+マドリン・ギンズの代表作《意味のメカニズム》(1963年頃-88)の全作品が出品される大規模な展覧会「荒川修作+マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》 全作品127点一挙公開 少し遠くへ行ってみよう」を開催いたします。絵画・ドローイング・写真・建築模型をあわせた全127点の作品を一度に体験できるまたとない機会です。また関連企画として、荒川+ギンズの代表作「三鷹天命反転住宅」の元住人であり独立研究者として活躍する森田真生さんのトークショーも予定されています。皆様ぜひ軽井沢まで足をお運びください。

展覧会概要

荒川修作+マドリン・ギンズ《意味のメカニズム》 全作品127点一挙公開 少し遠くへ行ってみよう

会期:2023年4月22日(土)−10月31日(火)  *会期延長
会場:セゾン現代美術館
開館時間:10:00-18:00(入館は開館の30分前まで)
休館日:木曜日(5月4日は開館・8月無休)
入館料:一般1500円(1400)、大高生1000円(900)、中小生500(400) ( )は団体20名以上の料金
主催:一般財団法人セゾン現代美術館
協力:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 Reversible Destiny Foundation

1936年名古屋に生まれた荒川修作は、東京での作家活動を捨て、『もう少し遠くへ』と1961年ニューヨークに渡ります。オノ・ヨーコのアトリエを制作拠点として、マルセル・デュシャンをはじめとする多くのアーティストとの交流の中で、パートナーとなる詩人マドリン・ギンズ(1941-2014)と出会います。二人が取り組んだのは<意味とは何か?>という問題です。私たちはいつも何かを<感じ/考え>ていますが、その多くは<言葉>を通した<意味>についてのものです。
二人はその<意味>の徹底的な追究に取り組んだのです。それから25年を経て、継続中のプロジェクトとして完成したのが「意味のメカニズム」です。作品は81点の大型平面と44点のドローイング、さらに写真と模型を加えた総数127点。ライフワークと呼べる大シリーズ作品を一挙公開するこの機会に、見ることの意味を超えて、もう少し遠くへ行ってみませんか? (美術館ホームページより)

関連企画 ③

意味のメカニズム展ギャラリーツアー

日時:9月23日(土・祝) 14時〜16時
料金:展覧会観覧券+1ドリンク
定員:20名(事前予約制)定員になりました
講師:塚原史(早稲田大学名誉教授)
ナビゲーター:本間桃世(荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 代表)

『荒川修作の軌跡と奇跡』の著者であり、荒川修作+マドリン・ギンズとも深く交友のあった塚原史先生をお招きしたギャラリーツアーを行います。皆様ふるってご参加ください。

講師略歴
塚原史
早稲田大学名誉教授。専攻はフランス現代思想と表象文化論。アヴァンギャルド(前衛)芸術から消費社会への展開に強い関心を寄せ、思考実験としての現代美術に注目する。主な著書に『ダダ・シュルレアリスムの時代』『反逆する美学』『荒川修作の軌跡と奇跡』、訳書にボードリヤール『消費社会の神話と構造』・『芸術の陰謀』など。

イベントの流れ
講師、ナビゲーターと一緒に館内ツアーを行った後、カフェ・ヤマアラシにてアフタートークを行います。(アフタートーク時、カフェにて1ドリンクのご注文をお願いします)

主催
セゾン現代美術館、荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所

塚原史氏と荒川修作 2006年9月

関連企画 ②

■「ステンシルアートで入場券を作って美術館にいこう!」
講師:福田秀之(グラフィックデザイナー/東京造形大学教授)
日時:2023年9月10日(日) 10:30~12:30   
場所:セゾン現代美術館 カフェ・ヤマアラシ テラス
対象:小学校 4・5・6年生   定員:10名
申し込み詳細は美術館ホームページよりご確認ください。

関連企画 ①

関連企画:講演会/講師:森田真生(独立研究者)
日時:7 月29 日(土)14:00~ 終了しました
定員:20 名
※要申込 参加費無料、要当日観覧券
申し込み詳細は美術館ホームページよりご確認ください。