医療環境を変える 「制度を使った精神療法」の実践と思想

京都大学学術出版社より『医療環境を変える 「制度を使った精神療法」の実践と思想』が出版されました。

本書の唱える「制度を使った精神療法」とは、さまざまな場面で問われる現行の医療制度について、制度の改革を謳うだけではなく「治療環境そのものを治して いこう」という考え方であると、「はじめに」で紹介されています。フランスのラ・ボルド病院やイタリアの事例、ガタリ、フーコーなどの考え方から読み解く 医学・社会そして制度‥ひるがえって日本の精神療法の過去・現在・未来はいかに?精神医療の専門書としてはもちろん、広く一般読者にも読み応えのある一冊 です。 また、荒川修作+マドリン・ギンズが帯に推薦文を寄せております。 ぜひご一読ください。

 

2008-09-04