Exhibitions展覧会情報
荒川修作の軌跡―天命反転、その先へ
国際的美術家荒川修作(1936-2010)は長年にわたり早稲田大学を訪れ、講演や討論等を通じて学生や教職員に大きな感銘を与えました。 ニューヨークで図式絵画や『意味のメカニズム』により世界的注目を浴びた荒川は、その後伴侶のM・ギンズとともに「建築的身体」を提案して新たな環境芸術を指向し、「養老天命反転地」、「三鷹天命反転住宅」の建設を実現するに至ります。 本展では没後も多様な領域で影響力を発信し続ける知の巨人、荒川修作の軌跡をたどります。(早稲田大学會津八一記念博物館ホームページより)
※関連シンポジウムあり
会 場 | 早稲田大学會津八一記念博物館 |
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会 期 | 5月12日(月)~ 6月14日(土) |
時 間 | 時間 10:00~17:00(入場は16:30まで) ※金曜日は18:00まで開室 |
閉館日 | 日曜・祝日 |
詳 細 | 早稲田大学會津八一記念博物館ホームページ http://www.waseda.jp/aizu/201405kikaku.html |
MOMASコレクション
「読むように見ることー荒川修作の絵画」
「MOMASコレクション」、とは埼玉県立近代美術館(Museum of Modern Art Saitama)の所蔵作品を中心とした企画性の高い「常設展」の総称です。このたび、新たに埼玉県立近代美術館の寄託作品となった作品を含め、荒川修作の絵画の世界が展示されます。
会 場 | 埼玉県立近代美術館 |
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会 期 | 6月14日(土) ~ 8月31日(日) |
詳 細 | 埼玉県立近代美術館ホームページ http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=294 |
Talk Eventsトークイベント・講演会など
Massive Data Flow Vol.4 高橋悠治 x 池上高志
会 場 | 三鷹天命反転住宅 |
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日 時 | |
参加費/定員 | 4,000円(ドリンク・軽食込み)/ 30名 |
主催 お問合せ |
岡瑞起/田代郁子 massivedataflow@gmail.com |
『水曜・夜の人物講座』~人・思想・創作をめぐる十四の夜話~
第十夜:岡本太郎と荒川修作(自由と拘束)
会 場 | 前田紀貞アトリエ狛江事務所 (東京都狛江市和泉本町1-9-5 グラスハウス1F) |
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日 時 | 5月7日(水)19:30~(約90分程度) ※終了後は適当に酒盛り予定 (^_^) |
講 師 | 前田紀貞 |
参加費 | 2,000円 |
申し込み | 不要(当日狛江アトリエまでお越しください) |
主催 お問合せ |
前田紀貞建築塾 イベントホームページはこちら |
芸術総合講座Ⅴ「アート・マネジメント」
アート施設の運営:アラカワ+マドリンの天命反転
会 場 | 日本大学芸術学部 江古田校舎 東棟E302 |
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日 時 | 5月16日(金) 16:20~17:50(90分) |
講 師 | 本間 桃世(荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 代表) 高橋 幸次(日本大学芸術学部 教授) |
対象・定員 | どなたでも |
申込み方法 | 大学の授業内での講座になります。 聴講をご希望の方は下記までご連絡ください。 info@arakawagins.noor.jp |
荒川修作+M・ギンズ記念シンポジウム
「ネオダダから天命反転、その先へ」
「荒川修作の軌跡―天命反転、その先へ」展の開催を記念して、下記シンポジウムが開催されます。早稲田大学會津八一記念博物館館長・同大学法学部教授であり、また、『荒川修作の軌跡と奇跡』の著者でもあられる塚原史氏をモデレーターに、建畠晢氏、古谷誠章氏、本間桃世が登壇、会場とのフリートークも交えた早稲田大学ならではのシンポジウム、展覧会と共にぜひお越しください。
会 場 | 早稲田大学小野記念講堂 |
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日 時 | 5月19日(月)17時開場・17時30分開演(20時30分終了予定) |
講 師 | 建畠晢(京都市立芸術大学学長、埼玉県立近代美術館館長) 古谷誠章(早稲田大学理工学術院教授、建築家) 本間桃世(荒川修作+マドリン・ギンズ 東京事務所代表) 塚原史(モデレーター、当館館長・早稲田大学法学学術院教授) |
参加費/定員 | 無料 / どなたでも事前予約なくご参加いただけます。 |
詳 細 | 早稲田大学會津八一記念博物館ホームページ http://www.waseda.jp/aizu/201405kikaku.html |
Too much magazine issue5 刊行記念トークショー 辻村慶人 × 本間桃世
Romantic Geographyをテーマに、都市とそこに集う人々に焦点を当てたインディペンデント・マガジン、TOO MUCH Magazine。最新号、Issue 5では「The Body in Space and Time」と題して、身体と都市空間の関係について考えています。その中でも、「天命反転」「建築する身体」という言葉を作り出し、世界で初めて死なないための建築を作り上げた荒川修作とマドリン・ギンズの2人の思想は、われわれに多くのことを教えてくれました。2010年に他界した荒川修作、そして今年ニューヨークのDover Street Marketに作品を作り終えたあとこの世を去ったマドリン・ギンズ。この2人の建築家が最後まで探求し続けた「死なないための建築」とはなんなのか?荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所代表で、2人の活動を最も間近で見てきた本間桃世氏をお迎えし、Too Much magazine編集長辻村慶人氏にお話しいただきます。(イベントホームページより)
会 場 | 代官山蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース |
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日 時 | 5月22日(木) 20:00 ~ 21:30 |
講 師 | 辻村慶人(Too much magazine 編集長) 本間桃世(荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所代表) |
参加費/定員 | 代官山蔦屋書店店頭にてフェア関連商品をお買い上げの方から先着順でご招待します。(先着70名様) |
詳 細 | イベントホームページはこちら |
ARAKAWA+GINSという経験
-22世紀身体論を目指して-
荒川修作、マドリン・ギンズが、一時的に(?)消えてしまった今、彼らはわれわれに何を提示したのであり、提示しつづけているのだろうか。荒川+ギンズの仕事は、本質的に「さらに続く・・・to be continued」ものと考えられる。われわれはそれをどのように継続していけばよいのだろうか?
かつて(そして今も時々)フッサール現象学をちまちまと読んでいた(であろう)3人の研究者(稲垣・染谷・三村)は、それぞれ関心領域を広げ、リハビリテーション・知の生態学的転回・フォーカシングなどの問題群に取り組んでいる。これらの主題は、「身体」というキーワードによってつながることは当然だが、同時に荒川+ギンズの思想・プロジェクトとも密接な関連をもっている。21世紀を生きるわれわれは、22世紀・100年先を見通して、身体、環境、生命を問いつづけなければならない、「天命反転」を達成するために。その作業に、稲垣・染谷・三村の3人が着手する。(文・三村尚彦)
会 場 | 三鷹天命反転住宅 |
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日 時 | 5月24日(土) 14:00 ~ 18:30 |
講 師 | 三村尚彦 (関西大学文学部教授) 染谷 昌義 (生態哲学、生態現象学、生態心理学) 稲垣諭 (自治医科大学医学部教授) |
参加費/定員 | 3,000円 / 30名 ※会終了後に懇親会を予定しています(参加費別途 ¥1,000) |
主 催 | ABRF,Inc. |
たくらみゼミ
「フランシスコ・ヴァレラの思想と生涯(仮)」
数学の話題を中心に、森田氏が「生きること、"私"という概念を再構成すること」をテーマに毎回トークを展開してきた「たくらみゼミ」は、2011年の4月にスタートして以来、2年にわたって好評を博してきました。2013年3月には、装いを新たに、一方通行の講義形式ではなく、双方向のゼミ形式で同じく「たくらみゼミ」というタイトルで再始動。毎回、荒川修作の手がけた「三鷹天命反転住宅」を会場に、知的熱気漲るゼミが開催されています。
会 場 | 三鷹天命反転住宅 |
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日 時 | 5月31日(土)14:00~17:00 |
講 師 | 森田 真生 Independent Scholar (独立研究者) |
Tours & Workshopsたてもの見学会
三鷹天命反転住宅 たてもの見学会
三鷹天命反転住宅では、建築および住宅内の見学を希望する方のための見学会を行っております。この見学会では、普段ご覧いただくことができない住宅内を見学・体験していただけるプログラムをご用意いたしました。建物完成以来、すでに世界十数カ国のメディアで取り上げられている三鷹天命反転住宅。皆さまこの機会にぜひご参加ください。
会 場 | 三鷹天命反転住宅 |
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日 時 | 4月26日(土) 4月27日(日) 5月3日(憲法記念日) 5月4日(みどりの日) 5月31日(土) 6月22日(日) 11:00~ / 14:00~ |
所要時間 | 1時間30分 |
対象・定員 | どなたでも・各回25名 |
参加費 | 大人 2,700円、子供(高校生以下) 1,000円、幼稚園以下 無料 |
主 催 | ABRF, Inc. |
アトリエenoeno presents
カラーインスタレーション 色にまみれる
凸凹の床、天上のフック、そして色とりどりのの部屋、吊るしたり、飛ばしたりと、この部屋ならではの遊びの数々で、家の魅力に迫ります。
会 場 | 三鷹天命反転住宅 |
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日 時 | |
所要時間 | 1時間30分 |
対象・定員 | どなたでも・限定15名 |
参加費 | 大人 2,700円、子供(高校生以下) 1,000円、幼稚園以下 無料 |
主 催 | アトリエenoeno + ABRF, Inc. |
Screenings / Film Festival映画上映ほか
イメージフォーラムフェスティバル 2014
[フィルムメーカーズ・イン・フォーカス]
荒川修作 + マドリン・ギンズ
荒川修作+マドリン・ギンズが1970年代に製作した幻の実験映画『For Example』と『Why Not』の二作品が、このたび「イメージフォーラム・フィルムフェスティバル2014」にて一挙上映されることとなりました。特に『For Example』は、長らく日本国内の荒川+ギンズファンが待ち望んでいた、日本語字幕版も併せて完成、そのお披露目となる記念上映でもあります。『Why Not』はマドリン・ギンズによるナレーションも特徴的な作品、60年代に共同制作活動を始めた荒川+ギンズの、一貫した「身体」への探求・研究の軌跡を、映像作品でもお楽しみください。
『Why Not (A Serenade of Eschatological Ecology) 』
荒川修作 + マドリン・ギンズ
音楽:一柳慧 / 16ミリ (デジタル上映) / 110分 / 1969
全裸の女性が、居住空間に置かれているドア、テーブル、自転車などと、その日常 的な存在のありかたを問い直すがごとく格闘する。90年代以降に発展させる“身 体的な建築”につらなる思想の原点がここに凝縮されている身体パフォーマンス 的映像作品。 (イベントホームページより)
日時・会場 | 5月1日 13:45 パークタワーホール(東京) 5月21日 16:45 京都シネマ 6月22日 11:00 愛知芸術文化センター 6月27日 13:30 横浜美術館レクチャーホール |
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『For Example (A Critique of Never) 』
荒川修作 + マドリン・ギンズ
16ミリ(デジタル版上映) / 95分 / 1971
泥酔した子供がふらつきながら奇妙な動作を路上で繰り返している。前作『Why Not』の思想をさらに突き詰めたかのようなストリートと身体についてのパフォーマ ンスに荒川+ギンズによるテキストがリフレインしながら拮抗する。友人の子供に 演じてもらったという即興的撮影の異様な密度は、奇跡的ですらある。(イベントホームページより)
日時・会場 | 5月2日 21:05 イメージフォーラム(東京) 6月22日 13:10 愛知芸術文化センター 6月27日 16:00 横浜美術館レクチャーホール |
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イベントの詳細についてはこちら
http://imageforumfestival.com/
特別上映 映画『死なない子供、荒川修作』
2010年末より劇場で公開され大きな衝撃を与えた荒川修作とその世界を巡るドキュメンタリー映画『死なない子供、荒川修作』が鳥取県立博物館と埼玉県立美術館にて特別上映されます。ぜひこの機会に足をお運びください。
日時・会場 | 6月14日(土) 鳥取県立博物館 講堂 |
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時 間 | 14時~15時20分 (上映時間80分) |
対象・定員 | 高校生~一般・250名 |
参加費 | 無 料 |
詳 細 | 鳥取県立博物館ホームページ http://site5.tori-info.co.jp/p/museum/event/field/art/11/ |
日時・会場 | 7月6日(日) 埼玉県立近代美術館 2階 講堂 |
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時 間 | 13時30分開場・14時開演(16時30分終了予定) 上映終了後には山岡信貴監督のトークが予定されています |
講 師 | 山岡信貴 (『死なない子供、荒川修作』監督) 1965年8月2日生まれ。1993年に初の長編映画「PICKLED PUNK」を演出。同作品はベルリン映画祭ほか多数の映画祭に招待上映され、以後もすべての製作作業をひとりで行なうスタイルを貫きながら定期的に作品を発表し続けている。 |
参加費 | 無 料 |
詳 細 | 埼玉県立近代美術館ホームページ www.momas.jp |