常設企画展「荒川修作の“MISTAKE”」にあわせて開催されたトークをABRF,Inc.(荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所)スタッフが撮影し編集したものです。
日時:2012年5月13日(日)午後2時~
作品:荒川修作《35フィート×7フィート6インチ、126ポンド No.2》1967-68年
講師:山田 諭(名古屋市美術館・学芸員)
会場:名古屋市美術館・講堂
荒川修作《35フィート×7フィート6インチ、126ポンド No.2》1967-68年
《展覧会概要》 常設企画展「特集 荒川修作の“MISTAKE”」
会期:2012年4月1日~5月20日
会場:名古屋市美術館
名古屋出身の世界的な現代美術家・荒川修作は、1960年代から文字や記号、幾何学的な図式による絵画によって、人間の知覚や思考に働きかける作品を探究しはじめて、1980年代からは、人間の身体感覚を揺さぶる建築的な作品に取り組んで、世界各地で活発な活動を展開してきましたが、残念なことに、一昨年2010年5月19日に73歳で急逝しました。
名古屋市美術館では、荒川修作を重要作家のひとりと位置づけて、これまでに初期から晩年までの各時期の代表作(総計16点)を収蔵するとともに、2005年には、特別展として「荒川修作を解読する」展を開催してきました。
今回の常設企画展では、没後2年を記念して、新たに寄託された作品(5点)を中心に、荒川修作芸術の出発点となる図式絵画が確立した時代(1960年代頃)の作品を紹介します。
(名古屋市美術館HPより)