著者:工藤順一
サイズ:A5版、ハードカバー
出版社:新曜社
発売年:1995年
言語:日本語
目次
まえがき
1 絵画の脱構築―東高現代美術館<宮川淳へ>展
はじめに
案内状―予感
体験―1
思考―1
体験―2
思考―2
カタログ
2 主観性を中性化する―荒川修作『意味のメカニズム』を読む
3 <見る者がつくられる場>実験展―一九九二年東京国立近代美術館
はじめに
<口をあけ眼を閉じて>
<どこにでもある場 X> (=遍在の場)
<知覚の降り立つ場>
<極限で似るものたち>
展覧会のまとめ
展覧会の意義
4 <遍在の場・奈義の龍安寺・心>を考える
プロローグ
地球/遍在の場/場の発生
日本/龍安寺/出来事の発生
奈義/心/変化の発生
エピローグ
5 岐阜<養老天命反転地>
外から見る(ロケーション/背景)
中に入る(ロケーションからの脱出/第二の自然)
体験する(土木工事フェーズⅠ/知覚の降り立つ場)
再び地上へ(遍在の場/地と図の反転)
覚醒する(二重性/新しい意識の発生)
6 コラボレーションから統合へ―絵画・思想・建築を支える視点
コラボレーションの具体例―何とのどんなコラボレーションか
コラボレーションの意義―なにゆえのコラボレーションか
無名性とのコラボレーションをもとめて
7 覚醒のエクスタシーに向かって
作品群の構造―プロセスをプロセスする思想
時代
目的
方法―<死なないために>
覚醒―<私―世界―私たち>
エピローグ
参考文献
あとがき