2007年07月30日

三鷹天命反転住宅でmorphingが始まりました。

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【作品解説をするさとうみちよさん】

以前よりお知らせしていた『morphing モーフィング「家と体の間の、服」展』が7月27日より始まりました。

初日のオープニングパーティーには服、建築、ダンスなど様々なことに興味を持った多くの皆さんや、住人の皆さんが集まってくださり、楽しい交流の場となりました。

コスチュームデザイナーのさとうみちよさんによる住宅のコンセプトを抽出した斬新な衣装と松本充明さんによるバンドネオンの生演奏により、この天命反転住宅の魅力が一層引き出された展示になっています。

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アレッシオ・シルヴェストリンさん

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山崎広太さん

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【松本充明さん】

また土曜日と日曜日にはアレッシオ・シルベストリンさんと山崎広太さんによるダンスパフォーマンスが行われました。この住宅をモチーフにした衣装をまとったお二人がそれぞれこの空間から着想を得た動きで表現してくださいました。お客さんとの距離がものすごく近いのでその姿は圧巻です!今週末もJOUさんと杏奈さんの公演が予定されています。

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【T-shirtsは試着の上ご購入いただけます】

この機会に、洋服、ダンスと合わせて住宅もご覧いただければと思いますので、みなさま 是非お越しください。

詳細はこちら↓

http://dance-media.com/gazaa/index.htm

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2007年07月19日

『三鷹天命反転住宅』を巡るドキュメント展が始まりました

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以前よりホームページにてお知らせしておりました、『三鷹天命反転住宅』を巡るドキュメント展が、18日より乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドにて始まりました。
今回の企画は、これまで三鷹天命反転住宅で行われた大学の公開授業や美術館のワークショップなど、お住まいいただく住宅としてだけでなく、この空間がどのような関心や人との関わりを持って、どのように広がっていっているかということを皆さんにご覧頂こうという趣旨で企画されました。

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【パーティーの様子】

初日の昨日には、オープニングパーティーも開催され、安井建築設計事務所佐野社長、早稲田大学の塚原史先生など沢山の方にお越しいただきました。

今まで皆様にご報告しきれていないような出来事がいろいろご覧いただける展示となっております。

この機会に荒川修作+マドリン・ギンズが建築を使って何を生み出そうとしているのかをご覧いただければと思いますので皆様ぜひ足をお運びください。


gallery ART UNLIMITED
『三鷹天命反転住宅』を巡るドキュメント展


会 期 : 2007年07月18日(水)〜08月11日(土)
営業日:水−土(時間:13:00〜19:00)
休業日:日曜日、火曜日/月曜日は事前予約制になります
*7月30日(月)は休み
会 場:ギャラリー・アートアンリミテッド
協 力 :目黒区美術館 / 株式会社ABRF / Gazaa
撮 影 :岡川純子ほか

詳細はこちら↓
http://www.artunlimited.co.jp/

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2007年07月13日

ICPA参加者が三鷹天命反転住宅に

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今回で14回目を迎えるThe 14th International Conference on Perception and
Action(知覚と行為の国際会議)が7月1日から6日の6日間、横浜にて開催されました。

会議の5日目には、「Perceiving Architecture and Art」と題したシンポジウムが行われ、荒川修作+マドリン・ギンズの作品についても大いに議論が交わされたそうです。

当日論文を発表された、グリフィス大学(オーストラリア)の上級講師であるジョンディ・キーン氏が会議の参加者に呼びかけて実際に天命反転住宅を見学するツアーを開催いたしました。

国際会議閉会後の7月7日(土)、ドイツ、ハンガリー、アメリカ、日本、オーストラリア‥14人の国際色豊かな参加者が集まり、天命反転住宅を思い思いに楽しんでいらっしゃいました。また、途中から池上高志先生(東京大学)もお立ち寄りくださり、天命反転構想について全員で大いに語らう時間を持つことができました。

国境を越えて、分野を超えてますます注目され続ける三鷹天命反転住宅です。

【ICPAホームページ】
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsep/icpa14/index.html

【三鷹天命反転住宅ツアー概要】
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsep/icpa14/
announcement/Mitaka_Lofts_save_the_date.pdf

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2007年07月10日

【インタビュー】さとうみちよさん(Gazaa主宰)

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【さとうみちよさん】

今回は、7月26日より三鷹天命反転住宅にて行われる、『morphing「家と体の間の、服」』展に先立って、「Gazaa(ギャザア)」を主宰されているさとうみちよさんに、展示への経緯や考えなどいろいろお伺いしてみました。

◆天命反転住宅と出会って

ABRF 本日は展示についてのお話をお聞きできればと思います。どうぞよろしくお願いします。

さとうみちよ 
よろしくお願いします。

ABRF そもそも三鷹天命反転住宅で展示しようと思ったきっかけはなんですか?

さとうみちよ
 今回、三鷹天命反転住宅での展示にあたっては、荒川修作さんマドリン・ギンズさんの天命反転コンセプトをもっと身近に感じてもらう服を作ろうと最初に考えたことがきっかけです。

 竣工間もなく、三鷹天命反転住宅を体験させていただいく機会がありました。その時、一緒に内覧会に参加している皆さんの体の動き、顔の表情などが見る見るうちに変わっていく姿を目の当たりにしたんです。以前より荒川さんがインタビューなどで「外界が変われば体が変わり、体が変われば意識が変わる。外からの刺激で知らない間に自分が変わっている。」ということをおっしゃっていたのですが、環境の変化がこんなにも体を変えていくのだということを住宅の中で強く感じたことは、作品を作ることを仕事にしている私にとってもとても衝撃的なことでした。そして、私は洋服も住宅も環境を創るという面においては非常に近いものだと考えています。そういう考え方において、今までGazaaで自分なりにコンセプトを持って服を作ってきたことが、この住宅によってある意味間違っていなかったと思う部分と、ここまで環境によって体を変えることができるのならば、もっと洋服にも可能性があるのではないかと思いました。

 そこからは、あの空間で感じた環境をどうやったら服で表現することが可能なのだろうかという考えが浮かんできました。それを表現することによって新しい服の可能性を提示することができるのではないか、もっと服には可能性があるのではないかと思い、いろいろ試行錯誤してきて今に至っています。

◆Morphing(モーフィング)とは

ABRF 試行錯誤とおっしゃっていますか、よろしければ具体的にお話をお聞かせください。

さとうみちよ
 それを説明するには、今回の展示のタイトルにもなっている「Morphing(モーフィング)」についてご説明するのがいいと思います。

 「Morphing(モーフィング)」というのは映像の編集技法の名前で、ある形を徐々に変化させて別の形にする技法のことをいいます。モーフィングを使っている映像の中で有名なものにマイケル・ジャクソンの「Black and White」のビデオクリップがありますがご存知ですか。曲の最後で顔がどんどん変わって行く場面がありますが、あれがMorphingです。

 なぜこの題名を付けたのかというと、私は服というのは着る人と空間をつなぐMophingのようなものではないかと考えているからです。

 普段私がダンスの衣装などを作る時は、着る人が、それをどのような空間で着るのか、どのように動くのか、どのような相手に向かって着るのかということを考えながら、服を作っています。ダンスというのは常に新しい価値観・表現方法を生み出す作業なので、言葉などでは表現しきれない一種混沌としたところから、ダンサー、照明、音響などの共通した選択肢を見つけ、ダンサーとお客さんの間をMorphingして作品として切り取る作業が衣装の持つ役割なのではと考えています。

 一方、三鷹天命反転住宅で服を作ろうとした場合は、三鷹天命反転住宅と使う人の間を切り取りをするということになります。方法論としてはあまり変わりはないように見えますが、空間から着想していうというのは今まで行ってきた作業とは大きな違いです。そして、この住宅はいろいろなコンセプトが複雑に絡み合って一つの形になっているの、どこをクローズアップするのかというところによって、できてくる形がまったく異ってしまいます。それには最初大変悩みました。まさにどこを「Morphing(モーフィング)」するのかということですね。

◆人と建築の間


【打ち合わせ風景】

さとうみちよ
 ただし、三鷹天命反転住宅には「住宅は人間の延長である」という考え方が根本にあるので、考えはじめると今まで見えてこなかった空間と人の間にあたらな動きが見えてきて、大変楽しい作業になりました。結果的には、そのひとつひとつをうまく抽出するために、部屋ごとに別々のテーマを作ってそれぞれ作品にしていくという方法をとるつもりです。

ABRF 展示期間中に4人のダンサーの方々のパフォーマンスが予定されていますね。

さとうみちよ
 ええ。やはり私たちが作るものはあくまで服なので、それを着てもらわないと完成しません。ただ、三鷹天命反転住宅があったからこそ生まれてきた服なので、普通のファッションショーではなく、私が普段から一緒に物を作っているダンサーの皆さんに来てもらって、踊ってもらうことにしました。

 ダンサーの皆さんとは今まさに打ち合わせをしている最中なのですが、とても面白いものになりそうです(笑)。荒川さんの発言の中で「自分たちは住宅の50%しか作ることはできない。あと50%は使ってくれた人が作るものだ」とおっしゃっているので、ダンサーの皆さんには空間と服から感じたイメージを自由に表現してもらい、客さんと一緒に三鷹天命反転住宅の残りの50%を完成させることができればと思っています。

ABRF
 
それでは、最後にこれを読んでくださっている皆様にひとことお願いします。

さとうみちよ
 
普段から私たちは、着る人だけでなく、それをどのような空間で着るのか、どのような相手に向かって着るのかということを考えながら、服を作っています。今回の展示で三鷹天命反転住宅と身体の間をMorphingすることができれば、皆さんにこの住宅の新しい可能性そして「新たな服の可能性」を感じていただける展示になるのではと思っています。

 展示と併せて、皆様にも着ていただけるようにとT-shirtsなども用意いたしました。いらして下さった方々にピッタリのものを一点一点受注してから製作する予定になっています。

 皆様には実際に展示をご覧いただいて、なぜ「天命反転」なのかをご自分の体で感じていただければと思いますので、この機会にぜひお越しください。

2007年6月25日 三鷹天命反転住宅にて(了)

さとうみちよさんが主宰するGazaaの展示は7月26日より三鷹天命反転住宅にて行われます。ダンスパフォーマンスについては事前申し込み(定員制)ですので、詳しくは下記ホームページをご覧ください。



Gazaa presents
morphing モーフィング「家と体の間の、服」展

会 期 : 2007年7月27日(金)〜8月5日(日)
(7月27日 18:00〜20:00 オープニング・レセプション)
時 間 : 13:00〜19:00
入場料 前売 800円 / 当日 1,000円

ダンスパフォーマンス
三鷹天命反転住宅×身体

7/28日(土) アレッシオ・シルヴェストリン
7/29日(日) 山崎広太
8/4日(土) JOU
8/5日(日) 杏 奈

全日ともに16時よりスタート
ダンスパフォーマンスの入場には、事前予約が必要です。事前予約は下記サイト内「Ticket」ページをご覧ください

詳細はこちら↓
http://dance-media.com/gazaa/index.htm

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