2005年12月27日

皆様ぜひご一読ください!(「TONE」Vol.4)

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12月27日発売の『TONE』第4号に、“荒川修作「三鷹天命反転住宅」何かがはじまる大いなる住まい”という記事が掲載されています。

いつも時代の旬を様々な特集・テーマで迫る姿勢の編集方針の発行元が出している雑誌ですが、今回は“恒久保存大特集「アメリカのロックは何と戦ってきたのか?」”と題うって、伝説的なバンド・ミュージシャン、錚々たるラインナップのインタビューがずらり。その中に突然、「三鷹天命反転住宅In Memory of Helen Keller」は登場します。

戦うロックン・ローラーたちと並んで何の違和感もないアラカワ、「死に抗う天命反転の世界」とはロックン・ロールだったのか?その答えは是非、本誌をお手にとってお読みください。ついでに、と言う言い方は失礼かもしれませんが、60年代からのロックン・ローラーたちには必読号となっています。

本年はお世話になりました。2006年がよい年になりますように。

Keep on Rollin’ and reverse your destiny!!


interview & performance 「TONE(トーン)」
http://www.toneunderground.com

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2005年12月20日

【現場インタビュー】第三回 三菱商事建材株式会社 塩地博文さん @

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三菱商事建材 塩地さん
【三菱商事建材 塩地さん】


今回のインタビューは三鷹天命反転住宅の内装の壁材である「モイス」を提供して頂きました三菱商事建材株式会社モイス事業部の塩地博文さんにお話を伺いました。

◆芸術から建築へ 〜リアルの世界への挑戦〜

ABRF 今回の三鷹プロジェクトそして荒川修作+マドリン・ギンズとの仕事について教えて下さい。

塩地 やわらかくしゃべっていいですよね(笑)。

 ズバリ言うとね、今回荒川さんはリアルへの挑戦をしたのだと思う。建築は全てリアルなんですよ。特に住宅というのはそこに人が住み、息をし、生活が生まれる。「三鷹天命反転住宅」は芸術家、荒川修作の現実への挑戦ですよ。その挑戦だけでも賛辞を送りたい。素晴らしい挑戦だと思う。

 芸術作品はいにしえから、触れる物で、身近に感じられる物だっでしょ。だけどあるときからショーケースの向こう側にあって、経済がキャンパスになってしまった。そういった中で本来持っていた芸術の真髄が変質し始めているんじゃないかな。荒川さんはまさにそういった時代の中で生きてきて、もともと持っていた芸術という意味を、建築っていう道具を使って、世の中に問い直そうという試みに挑戦したんだと思ってます。そしてそれに住ませようというのは、ある意味で芸術家の枠を、大きく飛び出したんだと思うし一時的には捨てたのかもしれない。

ABRF もともとの芸術の意味を取り戻すために、あえて芸術家であることをやめたと。

塩地 そう。それからもうひとつは、文化とか芸術というのものが限られた空間の中でのエンターテイメントだという、そういう世紀が終わってきてますね。

 荒川さんは常に生きているもの、生命というものに関わってきているんだと思うんだけど、例えばガラスケースに入ったモナリザよりも、触れるモナリザを欲しているんだと思うんです。そしてそれを行えるものは何かって言うと、開放的で無限性をもった建築しかないんですよ。


◆荒川修作の夢を、最小単位で保証したい

moissを使った球体の内壁
【moissを使った球体の内壁】


ABRF 「モイス」の特徴として、曲げられる、加工できるといった「可変性」が今回のプロジェクトに役立てられていると思いますが、どうお考えですか。

塩地 そういった形状を自由に変えられるという部分で、曲線を多用している今回の住宅に適していると思います。でもそれだけだとプラスチックでも何でもできますよね。でも火災が起きれば有毒ガスが発生しちゃう。化学物質に過敏な人もいるでしょう。モイスの機能の特徴として、無機の天然素材から出来ていますから、燃えないし、空気の清浄化や湿度調整の作用もあります。また最後は土に戻せるんです。だから可変性だけではなく、ベーシックでありながら多機能な部材なんです。

 荒川さんはマクロな目で建築の世界を見ていますが、僕らは逆に建築というものを因数分解したときの、最小構成物質のような物になりたいわけです。色々なものがあるけど、必要な最小単位の物は何なのか。余計な物を一切省いた時に浮かび上がった最小単位、それが部材としての大事な条件だと思うんです。

ABRF そういった縁の下の力持ちというか、ミクロの視点での品質保証が必要ということですね。

塩地 荒川さんは「夢」を持っていますが、私たちは「確かさ」を持っている(笑)。その共同作業がとてつもなく面白い。今回の仕事で最終的に思ったのは、建物というのは共通の空間で仕事をし、息を吸う。それをリアリストである我々がどう支えていくかということと、荒川さんが我々の基盤の上に立って、創造者たらんとして頂けるか、そういうひとつのイベントだった気がしますね。僕はすごく面白かったですよ。

 ただ、荒川さんが創造したい物は何かということと、壊したい物は何かということを、もう少し左脳から右脳に移動させる作業が必要だったのかなあと。何を作り何を壊したいのかという、その基盤となるイメージがつかめれば僕らももっと、リアリストとしての能力を発揮できる気がしました。挑戦はしたけれど何にどう挑戦したのかということがもっと明確になれば、よかったなと。彼は建築に挑戦したのか、住む人に挑戦したのかっていうのを、その辺を含めてイメージがもっと下がってくると、より参加者が増えてくると思っています。

三菱商事建材【MOISS】のホームページ
http://www.moiss.jp

2005年9月9日 三菱商事建材にて
インタビューの模様は第二回に続きます

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2005年12月19日

更新が遅れて申し訳ございません

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しばらくぶりの更新です。
秋のイベントなどでBLOGの更新が遅れていたことをお詫び申し上げます。

更新が滞っている間に、いろいろな媒体で三鷹天命反転住宅を取り上げていただいております。ご取材いただく方々現場にていろいろなご反応をされますが、一様に「意外に住めるかも」といっていただけることにとりあえず一安心というところです。

これからの更新予定としては、次回現場インタビューでは今回壁材を採用させていただきました三菱商事建材塩地さんを予定しております。ぜひご期待ください。

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