Distraction Series 14: 手紙

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Dear Friends,

『Distraction Series』も今月で14号となります。今回は「建築する身体」づくりにも重要な役割を担う郵便に思いを馳せてみます。荒川とマドリンは世界中に多くの朋友を持ち、その生き生きとしたコミュニティー(共同体)の広がりと多様性は、彼らの間で交わされた書簡(手紙や葉書)が伝える親しみと遊び心によく現れています。

また、2006年出版の『死ぬのは法律違反です』や1970年制作の絵画作品《それは誰?No. 2》などからは、親近感に満ちた手紙というものがどのように荒川とマドリンの創作活動に反映されているかが見て取れます。マドリン曰く「天命反転は共同的 (communally) にのみ達成することができる」のです。

本日はR D Fのアーカイブに大量に残されている郵便物の中から、主に1960年代から1970年代のものをいくつかご紹介します。芸術の領域からはケイト・ミレット、レイ・ジョンソン、医学関係からは理学療法士、その他には荒川ファンであった当時12歳のマルティーヌ・ルービンさん等々。ホリデーシーズンが始まる今月は、皆様もご家族やご友人連など親しい方々への年末年始のグリーティングカードを準備される頃かと思います。これらの郵便物が何か楽しい発想の起点になれば幸いです。

Love,

RRRRReversible Destiny Foundation and the ARAKAWA+GINS Tokyo Office

追記:荒川、マドリン、もしくは二人共同署名から過去に郵便を受け取ったご経験、その郵便物をお持ちの方がいらっしゃいましたらR D F(英語)もしくは荒川+ギンズ東京事務所(日本語)までご連絡ください。是非ご親交の経緯などお聞かせください!

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