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横浜美術館コレクション展「リズム、反響、ノイズ」

会期:2019/01/04~2019/03/24

会場:横浜美術館

出品作品:《Falling Inflections》1978



 

展覧会概要

■展示構成

I.それは100年前にはじまった―抽象の実験
II. ひびきあうかたちと引っ掻かれたかたち―戦後の前衛
III. ひらかれるかたち―1990年代以降の日本画を中心に [特集:荘司福《春律》]
IV. 反復のかたち
[ホワイエ]特集:宮川香山
[グランドギャラリー]近代彫刻    

 

今期のコレクション展では、同時期開催の企画展「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」に合わせて、クロスジャンルな芸術家たちの交流と、20世紀を通して現代へと至る抽象的な美術表現の展開に焦点をあてた特集展示「リズム、反響、ノイズ」を開催します。   

 

20世紀以降の美術を語るとき、それ以前の表現と区別する最も大きな造形上の変化は、抽象的な表現の誕生にあるといえるでしょう。スイスやドイツで始まったダダや、ロシアの構成主義、フランスのキュビスムやイタリアの未来派など、およそ100年前のヨーロッパで同時多発的に発生した抽象的・幾何学的な絵画や彫刻の造形上の実験は、20世紀を通じて、日本はもとより世界中のさまざまな前衛芸術運動に継承されていきます。     

 

こうした20世紀初頭の実験的な芸術運動はまた、美術家だけが牽引したものではなく、詩人や音楽家たちとの協働で実践されました。秩序だった和声に基づく音楽を解体した無調音楽や、言語をその意味から離脱させた音響詩や視覚詩など、音楽や文学における解体と再構成による抽象的・革新的な表現は、美術と連動するように生まれます。さらに、19世紀後半の技術的発展を経て、重要な表現技法のひとつになった写真と、新たに発明された映像とが加わり、20世紀初頭のヨーロッパでは、現代へ連なる多様な芸術表現の素地が、一斉にかたちづくられていったのです。     

 

本展は、これら20世紀初頭のヨーロッパで、革新的な表現を切り拓いた作家たちの作品にはじまり、20世紀後半の日本でその前衛の精神を受け継いだともいえる具体美術協会や、写真表現におけるアレブレなど、戦後の前衛的な作品の展示へと続きます。さらに1990年代以降の日本画における革新的な試みや、現代を生きる美術家たちの作品を紹介します。

 

リズムと反響、ノイズなど、解体された音楽の要素さながらに、色彩と形態に解体され、抽象化や再構成が試みられていった20世紀以降の多様な美術の表現をお楽しみください。

 

(美術館ホームページより)

 

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