コレクション展2018-春夏

2018-04-28〜2018-07-08
和歌山県立美術館

出品作品: 《The Observer Continues》1965-66

和歌山県立近代美術館のコレクション展では、日本画・洋画・彫刻・版画など、総数1万点を超える所蔵品を通じて幅広い美術の表現に接していただけるよう、季節ごとに展示を替え、特集コーナーも設けながら作品紹介を続けています。

また、滋賀県立近代美術館が大規模な増築・改修を行うにあたり、その休館期間中、同館が誇るコレクションの一部を当館で公開することとなりました。

今回は、そうしたふたつの近代美術館のコレクションにより、【和歌山ゆかりの作家と近代美術 明治・大正】【特集 院展の画家たちII】【和歌山ゆかりの作家と近代美術 昭和】【アメリカ抽象表現主義と現代美術】【特集 高橋力雄の木版画】といったコーナーを設け、約160点の作品を紹介します。

【特集 院展の画家たちII】では滋賀県立近代美術館所蔵の日本画コレクションから、「紅児会・赤曜会に集える俊英」として、日本美術院で活躍した速水御舟の《洛北修学院村》や、安田靫彦の《飛鳥の春の額田王》など、重要作を展示いたします。

【特集 庭園の眺め 高橋力雄の木版画】では、1950年代から90年代までの高橋力雄(1917〜1998)の木版による作品を紹介します。戦後の荒廃した時代から古都を巡り「日本の美感」を抽象表現に展開した、その歩みを紹介します

【担当学芸員による解説会】

2018年5月3日、6月9日、7月1日 14時〜15時

(美術館ホームページより)