和歌山県立近代美術館、夏のコレクション展の特集展示は「おはなしのなかへ」。美術作品が作られるきっかけの一つに、いろいろなおはなしを形にするということがあります。
実際に起こったできごとや考え出されたものがたりが、語り継がれ、書きとめられて、おはなしとして伝えられてきました。そんなおはなしに想像力、つまり何かの姿や形を思い描く力を刺激されて、多くの美術作品が生まれています。
神話や伝説、ものがたりを元にした作品もあれば、作品そのものが一つのおはなしであるような作品、そしておはなしを演じる俳優や、舞台を描いた作品など、おはなしと美術の関わりかたもいろいろです。
おはなしを通じて作品のなかへ、そして作品からおはなしのなかへ入っていきましょう。
(美術館ホームページより)