11月12日(土)に身体論研究班として2回目の研究例会を開催いたしました。
プログラムの最初はマドリン・ギンズのドキュメンタリー映像『WE-人間を超えていくために』の特別上映からスタート。元々映画『死なない子供、荒川修作』のDVD特典として制作されたという経緯もあり、これだけ大きなスクリーンでの上映大変貴重な機会となりました。
続いての『WE』の監督・山岡信貴氏の講演では、現在制作中の縄文時代をテーマにした作品の中から見えてきた荒川+ギンズ像について、「なぜ、縄文人が一見無用にも見える装飾を実用品の中に取り込んでいったのか、そこには荒川+ギンズと同様の生命感があったのではなか」と元住人そして監督ならではのお話を伺うことができました。
さらに、現在来日中のReversible Destiny FoundationのPeter Katz氏にもこの機会に関西大学にお越しいただき、これからの身体論研究班との協力体制についてもスピーチを頂戴することができ、大変盛りだくさんな3時間となりました。
開会の辞
三村尚彦(身体論研究班主幹)
講演 映画監督 山岡信貴 氏
司会進行 本間桃世(身体論研究班委嘱研究員)
スピーチ「身体論研究班とRDFの研究協力協定の紹介」
Peter Katz(ピーター・カッツ)氏(Director, Reversible Destiny Foundation)
研究会終了後にはPeter Katz夫妻を囲んでの懇親会も行いました。
ご参加いただいた皆様誠にありがとうございました。