軽井沢にあるセゾン現代美術館は、現代美術の傑出したコレクションで知られています。その成り立ちには、詩人である辻井喬(堤清二のペンネーム)の存在を欠かすことができません。当館は富山県出身の詩人・批評家である瀧口修造の美術への眼差しを受け継いで、作品の収集を行い、それはセゾン現代美術館のコレクションと重なり合っています。辻井と瀧口、二人はともに同時代美術の擁護者として作家たちを支援し、その紹介に努めました。本展では、同時代の表現に共鳴した二人の詩人が、いかに20世紀美術を捉えたのかを、セゾン現代美術館のコレクションを中心に紹介します。
(美術館ホームページより)
会期中のイベント
講演会「辻井喬と堤清二―文学と美術館(仮題)」
日時:12月12日(土)午後2時から(約90分)
会場:1階ホール
講師:難波英夫(セゾン現代美術館 館長)
その他:聴講無料 ※事前申込は不要です
学芸員によるギャラリートーク
本展の見どころについてお話しながら、学芸員と一緒に企画展会場をまわります。
日時:12月5日(土)、19日(土)、2016年1月16日(土)午後2時から(約60分)
会場:企画展示室
その他:企画展観覧券が必要です。
ミュージアムコンサート
日時:12月20日(日)午後2時から(約60分)
会場:企画展示室
出演:赤坂達三 クラリネット五重奏(クラリネット:赤坂達三、ヴァイオリン:青木恵音、藤田千穂、ヴィオラ:金田滉司、チェロ:富田祥)
その他:企画展観覧券が必要です。
NEWS
・辻井喬・瀧口修造と20世紀美術展開幕 県立近代美術館 (2015年12月2日 北日本新聞)
・富山県立近代美術館で詩人・辻井喬と美術評論家・瀧口修造「20世紀美術」展 /富山(2015年12月8日 富山経済新聞)