草月流秘蔵コレクション展 – 勅使河原蒼風の眼と美の潮流

2015-09-12〜2015-11-08
北海道立函館美術館

出品作品: 《無題》1964年

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いけばな草月流の創始者で、その天才的な造形力から『タイム』誌に「花のピカソ」と称された勅使河原蒼風。華道の概念をくつがえす独創的な仕事で戦後、前衛いけばなブームを巻き起こし、いけばなを国際的な芸術表現まで高めたことでも知られています。さらに絵画、彫刻、書、オブジェへと表現世界を拡大し、異色の表現者として活躍しました。また蒼風ならではの審美眼と感性で、東西の古代美術から日本の古美術、優れた現代美術の数々を収集し、それらは現在「草月流アートコレクション」として注目を集めています。

本展では、勅使河原蒼風はじめ、蒼風の長女で第二代家元の勅使河原霞(1932~80)、蒼風の長男で映像作家として活躍した第三代家元勅使河原宏(1927~2001)の作品とともに、蒼風から歴代家元へと受け継がれた「草月流アートコレクション」のなかから、俵屋宗達、岡本太郎、ピカソ、ミロ、ダリ、ウォーホルなど、多彩なコレクション約70点を厳選、展観します。(展覧会ホームページより)

巡回元

2015年7月4日〜9月6日 北海道立帯広美術館