No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会

2015-06-16〜2015-09-13
東京国立近代美術館

150520

独立行政法人国立美術館は、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館の5館で構成されています。2001年4月に発足し、今年で15年目を迎えました。これら5館が協力して行うこのたびの展覧会は、2010年の国立新美術館での「陰翳礼讃」展に続き2度目の開催となるものです。

本展は、「美術館」そのものをテーマとしています。美術館の構造や機能から着想を得たAからZまでの36個のキーワードに基づいて展覧会を構成し、これらのキーワードに沿いながら、紀元前から現代、西洋から東洋という幅広い国立美術館のコレクションの中から約170点の作品を厳選して紹介します。また作品と同時に、美術館の活動に関わる資料も展示に織り込んであります。

展覧会場に足を踏み入れると、さながら美術館をテーマとした事典の中を歩くような体験をすることができるでしょう。いっぷう変わった空間のなかで作品を鑑賞するだけでなく、美術館がもっと身近に感じられるような気づきに満ちた展覧会となることをお約束します。(美術館ホームページより)