ともだちアーティスト―収蔵作品でつづる芸術家の交友関係

2013-10-05〜2014-02-16
横浜美術館

横浜美術館コレクション展2013年度第3期のテーマは「ともだちアーティスト」。

芸術家は強い個性や独創性をもつ人だと考えられがちですが、決して孤立しているわけではありません。昔から芸術家同士が様々な形で交友し、相互に敬意を払い、協力し、時には批判し合い、対立しながら、芸術という大きな営みを支え合ってきました。そうした関係を詳しく見ると、思いがけない結びつきが発見されて面白いものです。横浜美術館の所蔵作品も、作家の交友関係で見つめなおしてみると、どのような並べ方になるのか――それが今回の展示のテーマです。流派やグループだけでなく、分野を越えた付き合いや、ともに遠く故郷を離れた地での出会いと友情、ひとりの異性をめぐる愛など、芸術と生活の様々なエピソードを絡めながら、6つのセクションで構成します。

また、今年度の横浜美術館コレクション展では1期、2期と「コレクター」に着目した展示を行いました。第3期では、写真展示室にてイタリアの写真家・写真研究者ロレンツォ・メルロ氏旧蔵の「ロレンツォ・メルロ写真コレクション」より、20世紀の写真史を彩る約60点をご紹介します。(横浜美術館ホームページより)