荒川修作+マドリン・ギンズ『建築する身体』をめぐる考察
関西大学 東西学術研究所 身体論研究班

本研究班は、現代美術家の荒川修作、マドリン・ギンズが唱えた思想「建築する身体」「天命反転」を、学際的な視点から考察し、「22世紀へ向けての身体論」を提案することを目的とする。

本研究の一番の特徴は、新しい身体論の構想を、荒川+ギンズ研究をフィルターにして目指す点にある。荒川+ギンズが自身を芸術・科学・哲学の総合を目指すコーデノロジスト(coordinologist、荒川による造語)と称したように、荒川+ギンズ研究には学際的な視点が不可欠である。その点をふまえて本研究班では、体験過程理論、東西身体論比較研究、身体教育論とボディーワーク論、絵画・建築作品の表象分析、生態学的アプローチ、リハビリテーション・精神医学臨床研究、荒川+ギンズプロジェクトの継続展開の研究、これに加えて、脳神経科学、システム論、芸術学などの諸分野との交流を図りながら、総合的視点に立つ身体論を提唱していく。

(関西大学 東西学術研究所パンフレットより)

9/4 2020年度第2回研究例会「22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズ–その思想と哲学–」を開催します

  2020年度第2回研究例会「22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズ–その思想と哲学–」を開催します 2019年12月25日に研究成果報告として、フィルムアート社より刊行した『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズ 天命反転する経験と身体』、本書籍について身体論研究班メンバー相互による討論を行います。 日 時:2020年9月4日(金)19:00~21:00 形 式:

3/1(日) 出版記念イベント「22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズへ」@三鷹天命反転住宅を開催いたします

2020年3月1日(日)、三鷹天命反転住宅にて書籍『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズー天命反転する経験と身体』(フィルムアート社)の刊行を記念してトークイベントを開催いたします。 同書の編者・執筆者からのプレゼンテーションやディスカッションを通して、この書籍をさらに堪能する機会にできればと考えています。もちろんまだ本書をお手にとっていない方のご参加も大丈夫、当日現地でも書籍の販売を行います。

2/2(日)『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズー天命反転する経験と身体』合評会が開催されます

2020年2月2日(日)、関西大学 梅田キャンパスにて書籍『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズー天命反転する経験と身体』(フィルムアート社)を記念して合評会が開催されます。 各執筆者からの内容解説はもちろん、指定討論者に小野暁彦氏(京都造形芸術大学教授/元・荒川+ギンズNYオフィス所員)、平林恵氏(横尾忠則現代美術館学芸員/元・養老天命反転地学芸員)、平井章一氏(関西大学教授/専門は日本の戦後美

12/11(水)第11回研究例会「コーデノロジストが目指すべきもの-南極ビエンナーレというプロジェクト-」が開催されます

2019年12月11日(水)に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第11回研究例会を開催いたします。 今回の研究例会では、アーティストであり南極ビエンナーレ コミッショナーのアレクサンドル・ポノマリョフ氏をお迎えます。 入場無料、事前予約不要の研究会です。皆様のご参加をお待ちしております。 関西大学東西学術研究所身体論研究班 2019年度 第11回東西学術研究所 研究例会 コーデノロジストが目指す

11/21 ワークショップ「荒川修作+マドリン・ギンズの現在:哲学と創造性」@ 立命館大学衣笠キャンパス

11月21日(木)16:20から立命館大学衣笠キャンパスにてワークショップ「荒川修作+マドリン・ギンズの現在:哲学と創造性」が開催されます。 関西大学東西学術研究所身体論研究会(荒川+ギンズ研究)より、三村尚彦 主幹、門林岳史 研究員、小室弘毅 研究員が参加いたします。入場無料・参加自由となっておりますので、みなさま奮ってご参加ください。 立命館大学人文科学研究所研究プロジェクト「間文化現象学と人

10/27 講演会:死なないための方法論 -Biotopological Scale-Juggling Escalatorの歩き方-(講師:Sheung Tang Luk) @ 関西大学 梅田キャンパス

10月27日(日) 関西大学 梅田キャンパスにて 同大学の招へい研究員として来日中の Sheung Tang Luk (Projects Manager, Reversible Destiny Foundation)の講演会が開催されます。聴講自由・事前申込は不要ということですので、皆様ぜひご参加ください。 死なないための方法論 -Biotopological Scale-Juggling Esc

9/22 東西学術研究所 特別シンポジウム「AI×哲学×デザイン 未来都市としての大阪を考える」

  9月22日(日)、東西学術研究所特別シンポジウム「AI×哲学×デザイン 未来都市としての大阪を考える」に三村尚彦 主幹研究員、門林岳史 研究員が登壇いたします。AI、哲学、デザインをテーマにしたシンポジウムですが、もちろん当研究班での活動についても言及すると思いますので、皆様奮ってご参加ください。   2019年度 東西学術研究所 特別シンポジウム

12/2(日)第9回研究例会「荒川+ギンズのアートおよび建築の諸相」が開催されます

2018年12月2日(日)に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第9回研究例会を開催いたします。 今回の研究例会では、オーストラリア・クィーンズランド大学研究員、関西大学東西学術研究所訪問研究員として来日するRussell Hughes氏と、美術家の大崎晴地氏をお迎えます。 入場無料、事前予約不要の研究会です。皆様のご参加をお待ちしております。 関西大学東西学術研究所身体論研究班 研究例会 荒川+

11月3日・4日「養老アートピクニック」に参加いたします

11月3日・4日に岐阜県の養老天命反転地・養老公園にて行われるアートイベント「養老アートピクニック」に当研究班より小室弘毅研究員、岡村心平準研究員がワークショップの講師として参加いたします。他にも荒川+ギンズ東京事務所代表であり当研究員でもる本間桃世氏と元川崎市岡本太郎美術館学芸員・仲野泰生氏とのトーク「荒川修作と岡本太郎」や養老天命反転地ツアーなど盛りだくさんの内容となっております。 イベントは

9/18(火)第8回研究例会「パズル・クリーチャーとトランスヒューマン-荒川+ギンズの人間観-」が開催されます

2018年9月18日(火)に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第8回研究例会を開催いたします。 今回の研究例会では、オーストラリア・クィーンズランド大学研究員、関西大学東西学術研究所訪問研究員として来日するRussell Hughes氏と、大地の芸術祭にて荒川+ギンズの世界からインスピレーションを得た舞台「Puzzle Creature」を発表されたAdrienne Hart氏をお迎えます。 今

7/21(土)第7回研究例会「戦後日本美術と荒川+ギンズ」が開催されます

2018年7月21日(土)に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第7回研究例会を開催いたします。 今回の研究例会では、長年NYで美術史家として活躍されている富井玲子さんと、美術批評家の峯村敏明さんをお迎えし戦後現代美術における荒川修作+マドリン・ギンズについてご講演いただきます。 入場無料、事前予約不要の研究会です。皆様のご参加をお待ちしております。 関西大学東西学術研究所身体論研究班 研究例会

3/11(日)第6回研究例会「映画『For Example』をめぐって(ラウンド2)」が開催されます

2018年3月11日(日)に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第6回研究例会を開催いたします。 今回の研究例会では、たくさんのご要望にお応えして、荒川修作+マドリン・ギンズの初期映像作品《For Example》の関西大学での上映、そしてイメージフォーラム・フェス ティバルのディレクターであり、2014年の同イベントにて上映会を企画された山下宏洋氏をお招きしてのご講演を予定しております。 入場無

12/17(日)第5回研究例会「映画『For Example』をめぐって」が東洋大学(東京)にて開催されます

2017年12月17日(日)に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第5回研究例会を東京の東洋大学・白山キャンパスにて開催いたします。 今回の研究例会では、荒川修作+マドリン・ギンズの初期映像作品《For Example》に焦点を当て、映画上映と横浜国立大学の平倉圭氏、建築家で2014年に同映画の翻訳を担当された辻真悟氏両氏による講演を予定しております。 今回は東京での開催、入場無料、事前予約不要の

7/29(土)第4回研究例会 荒川+ギンズ『建築する身体』をめぐる考察 が開催されます

2017年7月29日(土)に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第4回研究例会を開催いたします。 今回は2014年に三鷹天命反転住宅にて開催されたトークイベント「ARAKAWA+GINSという経験 -22世紀身体論を目指して-」へ登壇くださった、システムアーティストの安斎利洋氏のレクチャーが予定されています。 入場無料、事前予約不要の研究会です。皆様のご参加をお待ちしております。 東西学術研究所

2017年7月2日 表象文化論学会第12回大会(前橋)

2017年7月1・2日に前橋市にて開催される表象文化論学会第12回大会に、身体論研究班が参加いたします。皆様ぜひ足をお運びください。 [表象文化論学会第12回大会・パネル8] 荒川修作+マドリン・ギンズ──22世紀の身体論にむけて(501学習室) 日時:7月2日(日)14:00 -16:00 場所:前橋市中央公民館5階501学習室 会費:会員=無料/非会員=1,000円(シンポジウムは無料公開)・

2017年2月24日 第3回研究例会「荒川+ギンズ研究の過去・現在・未来」

2017年2月24日に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第3回研究例会を開催いたします。 今回は第3回荒川修作+マドリン・ギンズ国際カンファレンスを主催されたDeakin UniversityのJondi Keane氏をお招きして、海外での荒川+ギンズ研究についてレクチャーいただく予定となっております。 入場無料、事前予約不要の研究会です。詳細は東西学術研究所ホームページにてご確認ください。皆様

2016年11月12日 第2回研究例会 荒川+ギンズ『建築する身体』をめぐる考察

2016年11月12日に関西大学東西学術研究所身体論研究班の第2回研究例会を開催いたします。 今回は、映画『WE-人間を超えていくために(2011年)』を上映し、監督の山岡信貴氏にご講演いただきます。また、荒川修作+マドリン・ギンズのNY事務所であるReversible Destiny FoundationのDirector Peter Katz(ピーター・カッツ)氏が来日し、今後の身体論研究班と

2016年7月16日 第1回研究例会「荒川+ギンズ『建築する身体』をめぐる考察 – 関西大学東西学術研究所身体論研究班」が開催されます

この4月より、関西大学東西学術研究所内に「荒川+ギンズ『建築する身体』をめぐる考察 – 身体論研究班」が発足され、来る7月16日(土)に初めての研究例会が開催されることとなりました。 この研究班は関西大学、三村尚彦教授が中心となり、荒川修作+マドリン・ギンズが提唱する「建築する身体」や「天命反転」の思想を、学際的な視点から考察し、新しい身体論を探求しようとするものです。私ども荒川修作+

「アラカワ+ギンズを巡る過去、現在、未来」

企画概要 荒川修作+マドリン・ギンズについての集中セッション&展覧会 常に現在進行形のARAKAWA +GINS、さまざまな角度からマニアックで濃密なトークを六本木アートナイトに合わせ連続で開催します。時間軸とともにアラカワ+ギンズの影響の空間の広がりを体現させるセッション。芸術家としての荒川修作の作品解読、世界で唯一のアラカワ+ギンズの集合住宅、三鷹天命反転住宅の現在、思想的な広がりを見せる今後